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OpenAIがCodexを大幅刷新、永続的クラウド環境や音声操作、セキュリティ自動化を導入

OpenAIはDevDayにて、デバイス間で再利用可能なクラウド環境、音声入力対応の刷新されたCLI、リポジトリの自動脆弱性スキャン、新API機能を盛り込んだエンジニアリングエージェント「Codex」の大規模アップデートを発表した。

2026/09/30 00:15
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OpenAI、Codexをローカルマシン外へと拡張

火曜日に開催されたDevDayカンファレンスにおいて、OpenAIはソフトウェアエンジニアリングエージェント「Codex」向けの大規模なアップデート群を発表した。ローカルマシンの制約から同ツールを解放することを狙いとしている。最大の目玉は、デスクトップPCやスマートフォンなど複数のデバイスからアクセスできる、永続的かつ再利用可能なクラウド開発環境の追加だ。

従来、Codexは使い捨ての隔離されたサンドボックス上でリモートワークロードを処理していた。新たな永続的アーキテクチャにより、標準化されたチーム権限やプロジェクト設定であらかじめ環境を構成できるようになり、リモートタスクの起動が高速化するとともに、エンジニアリングチームにクラウド上の共有ワークスペースを提供する。

刷新されたCLI、デスクトップコードレビュー、Security Cloud、API群

OpenAIは、Codexの開発者ワークフロー、コードレビューインターフェース、セキュリティツール、開発者向けAPIにまたがるアップデートを公開した。

  • Codex CLIの刷新: コマンドラインインターフェース(CLI)が音声コマンドに対応し、エンジニアは指示を口述してコーディングタスクを音声で開始できるようになった。また、複数の並行タスクを委譲・監視するための「/agents」ダッシュボードに加え、長時間のセッション向けに最適化されたすっきりとしたターミナルユーザーインターフェース(TUI)、プロンプト編集の改善、セッション再開機能、Gitワークツリーの処理機能なども導入された。
  • ChatGPTデスクトップ版コードレビュー: ChatGPTデスクトップアプリケーション内の新しいレビューインターフェースにCodexが統合された。エンジニアは、GitHubのプルリクエストやGitLabのマージリクエストにフィードバックを投稿する前に、自動生成されたサマリーを確認し、差分を精査し、潜在的なバグについてCodexに質問できる。また、ユーザーがPCから離れている間にも、非同期で自動レビューを実行することが可能だ。
  • Codex Security Cloud: 専用のセキュリティツールセットにより、GitHubリポジトリ全体に対する脆弱性の自動スキャンが可能になった。手動、定期スケジュール、またはコミットの受信をトリガーとして実行できる。Codexは指摘された問題を評価し、アラートの重複を排除した上で、ユーザーがノートPCを閉じている間でもクラウド上でパッチを生成する。このサービスには、別途申請することなく、OpenAIのサイバーセキュリティイニシアチブ「Daybreak Blue」のもとで開発されたモデルへの直接アクセスが含まれている。
  • APIの機能強化: 事前定義されたセットからユーザー定義の質問に回答する、「Luna」駆動のリアルタイム意思決定エンドポイント「Decisions API」を発表した。また、Agents APIをアップグレードし、コンピューター操作(computer-use)機能を追加するとともに、Amazon Bedrock Managed Agentsとのネイティブ連携を導入して、Amazon Web Services(AWS)環境内で完全にOpenAIエージェントを実行できるようにした。

自律型クラウドエージェントへのシフト

今回の一連の発表は、ローカルのテキストエディタ内における自動補完アシスタントから、永続的で自律的なクラウドエージェントへと移行しつつあるAI支援ソフトウェア開発の現状を反映している。Codexに長時間に及ぶタスクの管理、無人でのコードレビューの実施、クラウド上でのセキュリティ修正パッチのドラフト作成といった能力を持たせることで、OpenAIはこのエージェントを、エンタープライズインフラ全体で能動的にバックグラウンドで協業するパートナーとして位置付けている。

◗ 出典

TechCrunch09/30

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