NVIDIA、最大6万ドルを助成する2027〜2028年度の大学院生向けフェローシップの募集を開始
NVIDIAは第26回目となる「Graduate Fellowship Program」の全世界向け公募を開始した。博士課程の研究者を対象に、最大6万ドルの助成金に加え、メンターシップや夏季研究インターンシップの機会を提供する。

NVIDIA、2027〜2028年度の博士課程向けフェローシップの公募を開始
NVIDIAは2026年9月30日、2027〜2028年度の「Graduate Fellowship Program」の応募受付を正式に開始したと発表した。今年で26回目を迎える本取り組みは、世界中の博士課程の学生を対象に、資金援助や技術サポートへのアクセス、同社研究者による直接のメンターシップへの応募を募るものだ。
本プログラムはNVIDIAのコアテクノロジーに関連する研究を行う大学院生を対象としており、受給者1人あたり最大6万ドルの資金が支給される。
助成内容、応募要件、およびインターンシップの参加条件
フェローシップはアクセラレーテッド・コンピューティングの広範な領域をカバーしており、具体的には人工知能、機械学習、ロボティクス、自動運転車、ハイパフォーマンス・コンピューティング、コンピュータグラフィックス、ヘルスケア分野のアプリケーションなどに焦点を当てている。
応募資格として、申請時点で博士課程の1年目以上を修了している必要がある。また、学術的要件に加え、応募者はフェローシップ年度に先立つ2027年夏に、NVIDIAの研究施設で実施される対面形式の夏季インターンシップへの参加を確約しなければならない。
公募は全世界を対象に2026年10月30日の締切まで行われる。2002年のプログラム設立以来、NVIDIAは世界中の博士課程学生に対して、総額約800万ドルに上る220件以上の助成金を提供してきた。
アクセラレーテッド・コンピューティングにおけるアカデミア人材の育成
人工知能や物理的なロボティクス全般で計算需要が急増するなか、業界のハードウェアおよびプラットフォームプロバイダーは基礎研究を進めるために、アカデミアの人材パイプラインへの依存度を強めている。NVIDIAのフェローシップの仕組みは、学術研究への直接的な助成と企業研究ラボでのインターンシップを組み合わせることで、大学院での理論的な研究と本番スケールのハードウェアやアクセラレーテッド・コンピューティング基盤との橋渡しを行うという、業界で継続的に見られる戦略を反映したものだ。

